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新株予約権評価業務

投資リスク管理

新株予約権及び新株予約権付社債は、主に資金調達を目的として、発行されます。

当社は、会計・税務・金融工学に精通したプロフェッショナルから構成され、 数多くの新株予約権及び新株予約権付社債の評価を実施しています。

投資家(新株予約権者)に対するサービス

新株予約権に投資する投資家の取得時評価額の算定、発行要項による価格の分析、期末の時価評価対応を行っています。

現在は、金融商品の時価開示が施行されたことから、ほぼ全ての金融商品の評価が必要となっています。

弊社では、新株予約権評価の目的に応じて、全てのモデルでの算定に対応可能です。

ストック・オプションとの違い

発行される新株予約権は同じなのですが、評価、会計処理、 税務処理も新株予約権に該当するか、ストック・オプションに該当するかどうかで取り扱いが異なります。

ストックオプションは、不特定多数の従業員に対して発行されるため、 不特定多数の新株予約権者がバラバラに行使することを前提に会計基準が作成されています。

例えば、通常の新株予約権を評価する場合には、権利行使期間はオプションの満期までの期間を使用して 評価を行うことになりますが、ストック・オプションの場合は、 平均権利行使期間を権利行使開始日から満期日までの期間に平均的に権利行使されると仮定して評価を行うため、 権利行使期間を満期までの半分の期間として評価します。

また、ストック・オプションを評価する際の割引率は、国債で評価されることとなりますので、 通常のオプションにおいて使用されるLIBORやスワップレートとは異なったものを割引率として利用します。

通常の新株予約権とストック・オプションの違いを大まかに記載すると、下記のようになります。

項目 新株予約権 ストック・オプション
計算期間 満期 平均行使可能期間
例えば、満期までの半分の期間
ボラティリティ 満期までの期間のものを使用 平均行使可能期間のものを使用
例えば、満期までの半分の期間
割引率 LIBOR・スワップレート 国債等

発行会社に対するサービス

発行を予定している新株予約権の 発行要項の作成、条件による時価評価額の分析、期末の時価評価対応を行っています。

新株予約権及び新株予約権付社債を発行する際には、 取締役会決議・株主総会決議によって発行する必要がありますが、 発行価格の妥当性に関する報告書を作成致します。

また、財務局・証券取引所への開示書類の提出についても、サポートしています。
※弊社は、法律事務所ではありませんので、最終的なリーガルチェックは、お客様の顧問弁護士にお願いしております。

弊社で利用する評価モデル

  • ブラック=ショールズ・モデル(BSモデル)
    最も有名な偏微分方程式ですが、 複雑な条件が設定されているオプションの評価を行うことができません。

  • 格子モデル
    二項モデルなどでオプション価値を評価するものです。
    こちらは、全行使期間を細分化して、オプションの価値を計算しますので、 複雑な条件のオプションも計算が可能となります。

  • シミュレーション・モデル
    モンテカルロ・シミュレーションによってオプション価格を算定します。
    複雑な条件が含まれているストック・オプションにおいても、 シミュレーション・モデルの設定次第で評価することが可能です。

評価モデルに関するご説明は、 『オプション評価モデルに関するご説明』 をご覧下さい。

評価の流れ

  1. 評価モデルの選定・作成
  2. パラメータの推定
  3. オプション価格の算定

ご利用料金

実際の業務を行ううえでは、個別の見積もりが必要となります。

ご留意事項:
上記は、上場会社が発行する新株予約権に関する参考価格です。
非上場会社の場合は、別途見積りが必要となります。

弊社の新株予約権評価の特徴

当社は、リーズナブルな価格で、大量の評価を行うことに特化して業務を行っています。
従って、他の評価会社が実施するような、個別対応は原則として行っておりません。

  • リーズナブルな価格設定
    システム化して評価を実施することから、簡易な評価をリーズナブルな価格で提供

  • 短時間での報告書ドラフトの提出
    簡易版評価の場合は、通常1〜2日程度で、基準日以前を用いた参考評価(報告書ドラフト)を提出

  • 発行時における対応
    評価書フォーマット及び評価方法の確定後、時価評価基準日(割当決議日、割当日)の株式市場が閉まった後、 1〜2時間程度で評価書をご提出いたします。

  • 大量案件の評価
    バルク評価のシステムを有しているため、大量の新株予約権を一括して評価

簡易版の評価書サンプルは、下記からダウンロードできます。
評価書記載内容が問題ないことを監査法人等へ確認後、ご依頼下さい。

簡易版評価書サンプル(PDF)のダウンロード

お申込・お問い合わせ

order

具体的な評価の内容、金額に関しては、 こちら からお問い合わせ下さい。


取扱案件

  • 2008年:東証2部上場企業の新株予約権発行時のサポート・評価
      東証2部上場企業の発行する新株予約権(MSワラント)の発行要項の作成、オプション評価額の算定(投資家サイド:非上場投資ファンド)

  • 2008年:セントレックス上場企業の新株予約権の評価
      外資系金融機関に対するコール条項付新株予約権の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2008年:大証2部上場企業(小売業)の新株予約権の評価
      大証2部上場企業の発行する新株予約権の評価(発行体サイド)

  • 2008年:マザーズ上場企業の新株予約権の評価
      海外ファンドに対するコール条項付新株予約権の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2009年:東証1部上場企業の新株予約権の評価
      国内投資家に対して発行した新株予約権の買取価格に関する訴訟対応(発行体サイド)

  • 2009年:ジャスダック上場企業の新株予約権の評価
      海外ファンドに対するコール条項付新株予約権(MSワラント)の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2009年:ジャスダック上場企業の新株予約権の評価
      外資系証券会社に対する新株予約権発行時(MSワラント)の評価(発行体サイド)

  • 2009年:マザーズ上場企業の新株予約権の評価
      国内投資家に対して発行した新株予約権の買取価格に関する訴訟対応(投資家サイド)

  • 2009年:ジャスダック・ヘラクレス上場企業の優先株式の評価
      ジャスダック・ヘラクレス上場企業が外資系証券会社に対して発行するM&Aに関するメザニン・ファイナンス(普通株式転換型優先株式・新株予約権)の発行時における、有利発行判定のための時価評価(発行体サイド)

  • 2009年:東証1部上場企業の新株予約権の評価
      国内金融機関に対して発行された強制転換条項付新株予約権の評価(投資家サイド)

  • 2009年:大証1部上場企業の新株予約権の設計・評価
      国内投資ファンドに対して発行されたノックアウト型新株予約権の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2009年:マザーズ上場企業の新株予約権の評価
      国内金融機関に対する新株予約権(エクイティ・キッカー)の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2010年:非上場ベンチャー企業の新株予約権の評価
      国内投資家に対する新株予約権の発行要項の作成、発行時の評価(発行体サイド)

  • 2010年:シンガポール上場企業の新株予約権の評価
      シンガポール上場企業が国内上場企業に対して発行する新株予約権の発行時の評価(投資家サイド)

  • 2010年:マザーズ上場企業(通信業)の新株予約権の評価
      国内籍ファンドに対する新株予約権の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2010年:ヘラクレス上場企業(小売業)の新株予約権の設計・評価
      国内非上場企業に対する新株予約権発行時の設計及び評価(発行体サイド)

  • 2010年:ヘラクレス上場企業(建設業)の新株予約権の設計・評価
      国内非上場企業に対する新株予約権発行時の評価(発行体サイド)

  • 2011年:マザーズ上場企業(精密機器)の新株予約権の設計・評価
      国内籍ファンドに対する新株予約権発行時の評価(発行体サイド)

  • 2011年:マザーズ上場企業(不動産業)の新株予約権の設計・評価
      国内籍ファンドに対する新株予約権発行時の評価(発行体サイド)

  • 2011年:ジャスダック上場企業(小売業)の新株予約権の評価
      国内籍ファンドに対する新株予約権発行時の評価(発行体サイド)

  • 2011年:ジャスダック上場企業(小売業)の発行する劣後株式の評価
      国内籍ファンドに対する普通株式転換条項付劣後株式の発行時の評価(発行体サイド)

  • 2011年:マザーズ上場企業(不動産業)の投資家に対して発行する新株予約権の評価
      投資家に対して発行する新株予約権の割当価格の算定(発行体サイド)

  • その他多数



    具体的な評価の内容、金額に関しては、 こちら からお問い合わせ下さい。




    評価の手順・モデルについては、下記のページをご覧下さい。

    オプション評価モデルのご説明

    ブラック=ショールズ・モデルについては、弊社Web上で、 ブラック=ショールズ・モデル計算フォームを 掲載しておりますので、実際の評価を依頼される前の概算値を計算にご利用下さい。

    関連項目

    1.1 ストック・オプションの概要
    1.2 オプション取引とは
    2.1 ストック・オプションの評価の流れ
    2.2 ブラック=ショールズ・モデルでの計算の概要
    2.3 二項モデルでの計算の概要
    2.4 モンテカルロ・シミュレーションでの計算の概要
    2.5 パラメータの設定
    2.6 ボラティリティ
    2.7.1 オプション計算フォーム:ブラック=ショールズ・モデル
    5.1 新株予約権付社債評価の概要
    5.2 契約条項による評価額の差
    5.3 発行体のコール条項について

    また、新株予約権に関する学習は、下記のサイトをご覧下さい。
    新株予約権・ストックオプション学習サイト:
    ストック・オプション専用サイト